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第6回 検索キーフレーズはユーザーのニーズ(意思)

2026.5.13 WED

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第6回 検索キーフレーズはユーザーのニーズ(意思)


インターネット上にある情報を探し出すため、ユーザーは「キーフレーズ」に自らの意思を託す。ひと言で言えば、キーフレーズはユーザーのニーズとモチベーションそのものである。情報を発信するWebサイト側にとっては、このユーザーのニーズでありモチベーションであるキーフレーズの性質を読み取り、Webサイトに盛り込むことによって、ユーザーを誘導することが可能になる。

では、そのキーフレーズの性質は、いかにして読み取ることができるのだろうか。

 (解説:株式会社ディーオーイー コンサルタント 菊井了平)

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[プロフィール]
株式会社ディーオーイー(DOE)●2007年1月より、ECJコンサルティング株式会社(ECJC)のSEMコンサルティング事業を統合。DOEでは、 数々の有効なネットマーケティング手法を定着させてきたECJCのサービスを、新サービスブランド 'DOE Search' として提供する。
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キーフレーズの重要性


購買意識の最も高いユーザーは、自分のほしい情報をより早く、かつ確実に引き出すため、いくつかの言葉を組み合わせて検索する。そのため、われわれは単一の「キーワード」ではなく、「キーフレーズ」として位置付け、キーフレーズこそがWebマーケティングにとって最も重要な要素のひとつであると考えている。

このことから以後、ユーザーの検索語句を「キーフレーズ」として話を進める。

ユーザーは、検索エンジンにキーフレーズを入力して検索し、得られた検索結果の中から自分が求めている商品やサービスを見つけ出し、Webサイトを訪問する。この過程の中で、ユーザーが入力したキーフレーズはアクセスログにユーザーの足跡として記録されている。このことから、Webマーケティングを行うにあたり、アクセスログ分析の重要性がうたわれ始めた。

しかし、アクセスログに残ったキーフレーズだけで、ユーザーの意思をつかみきれているのだろうか?

ユーザーの意思であるキーフレーズをつかむには


検索エンジンにキーフレーズを入力して検索した際、検索結果に出力されるWebページ群の大半には、そのページ内に入力されたキーフレーズがテキストとして記述されている(一部キーフレーズが含まれていなくとも検索結果に現れるページも存在する)。

逆に言えばページの中にユーザーが入力するキーフレーズが含まれていなければ、検索結果にはほとんど現れることがなく、またアクセスログにもそのキーフレーズが残ることはないのだ。

よって、アクセスログに残されたユーザーの足跡であるキーフレーズは、あくまでもページ内に存在するものである。それらのキーフレーズが本当に多くのユーザーのニーズにマッチしたキーフレーズなのか、また、それ以外にもニーズにマッチしたキーフレーズが存在するのではないかといった課題を、アクセスログから見つけ出すことはできない。

では、その課題をクリア(現存するキーフレーズの精度を向上・未知のキーフレーズの発見)するためにはどうすればよいのだろうか。

われわれは、ユーザーが自らの意思を託して入力する検索キーフレーズを、より幅広くWebサイト内に盛り込むために、以下のような手法を主に用いている。

キーワードアドバイスツールによる検索回数実績と組合せ数の調査
シソーラス検索による同義語の調査
・漢字、ひらがな、カタカナ、アルファベットの調査
・日本語入力ソフトの変換パターンの調査

上記のような手法を用いて、候補となりうるキーフレーズを洗い出す。洗い出したキーフレーズを実際にWebサイトに採用するかどうかは、検索結果のヒット件数や上位表示されているWebページのクオリティ、検索エンジン独自の辞書の状況、ターゲットユーザーの年齢層や性別などをあわせて検討し、最終的に決定する。

決定したキーフレーズを実際にWebサイトに反映させるには、Webサイトデザイン、いわゆる画面の情報設計の部分と密接に関わってくる。詳しくは次回以降、ページ制作要素に関する回で解説する。


次回につづく
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