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第9回 検索エンジンに好まれるサイトとは? その3~クリック誘導

2026.5.13 WED

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第9回 検索エンジンに好まれるサイトとは? その3~クリック誘導


キーフレーズ選定やインデックス促進など、上位表示に必要な要素をこれまで解説してきた。これらの要素は、すべて上位表示に必要な条件であり、ひとつも欠くことができない。

今回は、これらの要素に加え、上位表示後の対策について解説したい。

(解説:株式会社ディーオーイー コンサルタント 池松枝美)

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[プロフィール]
株式会社ディーオーイー(DOE)●2007年1月より、ECJコンサルティング株式会社(ECJC)のSEMコンサルティング事業を統合。DOEでは、 数々の有効なネットマーケティング手法を定着させてきたECJCのサービスを、新サービスブランド 'DOE Search' として提供する。
http://www.doe.jp/
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集客までのステップ


まず、検索エンジンから集客にいたるまでのステップを復習してみよう。

検索エンジンからユーザーがサイトに訪問するまでには、下記4つのステップを踏まなければならない。この4つのステップのうち、ひとつでも欠けると集客は成功しない。

集客までの4つのステップ
集客までの4つのステップ

・Step1キーフレーズ:ユーザーが実際に検索に使用する語句を、1ページごとに設置(第6回にて解説)
・Step2インデックス:検索エンジンのサイト巡回を促し、検索の対象になる。(第7回にて解説)
・Step3検索結果に表示:サイトを最適化(次回以降解説)し、サイト外の施策(第8回にて解説)を行い、検索結果に表示されるようになる。

以上3ステップの対策が成功すると、検索結果の上位に表示されるようになる。しかし、ここがゴールではない。最終的には、その検索結果に興味を持ってもらい、クリックしてもらわなければ、サイトへの集客は完了しない。

・Step4クリック誘導:ユーザーが興味を持つような検索結果を表示し、クリックを誘導する(今回解説)。

それでは、どのようにして検索結果からユーザーの訪問を促せば良いのだろうか。

検索後のユーザー行動


ユーザーは、検索後、以下のような行動を経て、ようやくサイトを訪問する。

(1)タイトルを見て、探している情報がありそうか否か、瞬時に見分ける。
(2)興味のあるサイトを絞り込む。
(3)絞り込んだサイトの紹介文を読み、探している情報が本当にそのサイトで紹介されているかどうかを判断する。
(4)サイトを訪問する。

このことからわかるように、ユーザーの訪問を促すためには、検索結果のタイトルと紹介文が重要なのである。どれだけ上位に表示されようと、不適切なタイトル・紹介文では、ユーザーにクリックそしてもらうことはできない。

タイトル及び紹介文の最適化


下記のタイトルや紹介文を例に、考えてみよう。

「プレイステーション 販売」で検索した際の結果
「プレイステーション 販売」で検索した際の結果

【タイトル】
タイトルの目的は、ユーザーの気を惹くことである。ユーザーが実際に、検索に使用するキーフレーズが含まれていることがポイントとなる。

上記の例では、「プレイステーション3 販売」という、ユーザーが検索するキーフレーズがタイトルに含まれている。さらに、ブランド力のあるサイトであれば、「プレイステーション3 販売 【○○通販】」というようにサイト名をあわせて表示させることも、ブランド効果が期待できるので記載すると良いだろう。

【実践】 『< title >プレイステーション3販売【○○通販】< /title >』というように、title要素の内容として記載する(詳細は次回以降解説)。

【紹介文】
紹介文の目的は、ユーザーにそのページの詳細情報を伝えることにある。そのページを簡潔に、かつ具体的に表現することがポイントとなる。

上記の例では、プレイステーション3を販売しており、今なら送料無料だということが分かる。ECサイトならば、このように、「送料無料」や「10%OFF」など、直截的な宣伝を入れるのも効果的だ。

【実践】 head要素とbody要素に、それぞれ配置する。
・head要素内には、meta要素として『< meta name="description" contents="紹介文" >』というように記載する。
・body要素には、h1要素の直下に紹介文を配置する(詳細は次回以降解説)。

以上のように、タイトルと紹介文に工夫を凝らすことでクリックを誘導する。ただし、ここでさらに留意したいことがある。

ユニークなライティングを


現在、多くのWebサイトにおいて、すべてのページのtitle要素や< meta description >に、まったく同じ内容を記載している傾向がみられる。しかし、title要素や< meta description >に同じ内容を記載すると、下記に挙げた例のように、検索結果表示が画一的なものとなってしまう。

検索結果がユニークではない悪い例
検索結果がユニークではない悪い例

これではユーザーは、それぞれのページがどのゲーム機を販売しているのか、明確に知ることができない。そのため、「プレイステーション3」を探しているユーザーの目にも「wii」を探しているユーザーの目にも留まらず、潜在顧客獲得の機会損失となる。この場合は、「ゲーム機」の部分を「プレイステーション3」や「wii」といったゲーム機名をそれぞれ表示させなければならない。

ページごとにユニークなキーフレーズを配置するのと同様に、タイトル・紹介文にもページごとにユニークなものを用意する必要があるのだ。定型文を利用しても構わないが、ページごとに必ずユニークなキーフレーズを含めることを忘れてはならない。

これによって、ようやく、検索エンジンを経由したサイトへの誘導が成功するのである。


次回につづく
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