「女性が好むホームページって、どんなものなんだろう?」
「どうしたら女性のお客さんが反応してくれるのかわからない…」
「女性ならではの目線や感覚を知りたい」
本書は、そんな悩みや問題意識を持つ方、特にインターネット上で女性向けの商品やサービスを販売したり、ホームページを使って女性を集客したいと考えたりしている方に向けたものです。
>> 【02】決め手は見た目の雰囲気! 「雰囲気」次第でテンションも下がる
>> 【03】「お買い物」スイッチを押すには? お客様の期待しているイメージを裏切らない
>> 【04】女性の興味を引き寄せるためには? 視覚的な情報でテンションを一気に上げる(本記事)
>> 【05】満たしたいのは「物欲」ではない。女性は「自分を磨く」ために買う
>> 【06】女性が夢見る「世界観」をつくる ~「本当の気持ち」は裏腹、訪問する前に「本音」が隠されている
>> 【07】ライバルとの違いを探す。「強み」を作るのではなく「発見」する
>> 【08】売上をアップするのは何色? 「色」を好き嫌いで選ばない
>> 【09】色彩感覚の男女差 ~「色彩」で購買意欲を高める
>> 【10】購入前の不安を払拭するには? 「お客様の声」をリアルに伝える
考えるヒント
✔ お客様はこちらの思い通りにホームページを読まない
✔ お客様がスマートフォンを見ているときのシチュエーション
✔ ユーザーの意識は「サーチ」ではなく「ディスカバー」
ターゲットとしているお客様があなたのホームページを訪れたとき、ライバル商品との違いがわかるように、自分の商品の良さやアピールポイントはしっかり伝えたいもの。そのために、ホームページの内容を充実させておくことは非常に大事なことです。その反面、お客様がこちらの思い通りにホームページの内容を読んでくれる可能性はとても低いと考えてください。なぜなら、お客様があなたのホームページに集中するのを邪魔する障害がたくさんあるからです。その障害はライバル社のホームページだけではありません。
ライバルはスマートフォンアプリ!?
最近の調査では、情報収集に利用しているデバイスにはスマートフォンが圧倒的によく使われているという結果が出ており、あなたのホームページもスマートフォンから多く見られていると考えていいでしょう。スマートフォン時代のユーザーの意識は「サーチ(Search) =気になった情報を自分で調べる」から「ティスカバー(Discover)=気になった情報を次から次へとたどっていく」ものに変わったと言われています。ホームページを訪れた人も、ファーストインプレッションでは腰を据えて「読もう」という積極的な意識になっていない可能性が高いでしょう。
例えば、図1のようなシチュエーションを想像してみてください。駅のホームで乗換案内アプリを使いながら、会社の昼休みには週末に出かける場所の情報を収集しながら、自宅ではSNSのチャット機能で友達と会話しながら…など、スマートフォンユーザーはシチュエーションによってアプリを切り替えながら、その合間にホームページを見ている場合も多いのです。
お客様の「指」を止めるために
ひっきりなしに気になる情報が現れては消えていく中で、ほかに目移りする間を与えず、女性の興味を一気に引き寄せるためには、一瞬でテンションを上げる必要があります。スピード勝負になる以上、情報のインプットスピードが最も早い視覚的な情報(色、写真など)を有効活用しない手はありません。書いてある内容を「読ませる」前に、お客様の目を止める(指を止める)ための要素が何なのか、どんなビジュアルを提示すれば、「なんかステキ!」とテンションが上がるのかを考える必要があります。ホームページが発信する世界観をしっかり作り込んで、ターゲットのお客様が訪れた際に、その雰囲気を一瞬で感じ取れるようにしておきましょう。
売れるホームページへの道
ビジュアル要素でテンションを一気に上げ、
「指」を止めてもらおう
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>>> 【05】満たしたいのは「物欲」ではない。女性は「自分を磨く」ために買う
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ネットで「女性」に売る2 「欲しい」を「即買い!」につなげるホームページの基本原則
著:こぼりあきこ
定価:本体1,500円+税
A5判・192ページ
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2019.09.27 Fri