インスタンス名の落とし穴 | デザインってオモシロイ -MdN Design Interactive-
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Webデザインには、あなたの知らない「落とし穴」がたくさん。大きなものから小さなものまで、それが及ぼす影響はさまざまだ。カンペキだと思っているあなたのサイトも、実はすでに暗い穴の中かも・・・。




インスタンス名の落とし穴



 インスタンス名はターゲットパスの指定に必要なもの。オブジェクトごとに設定することができるが、同じレイヤーにある同じオブジェクトには同じインスタンス名を入れてあげないと機能してくれないことがある。

 モーショントゥイーンを設定したあとに、インスタンス名の付け忘れに気づき、モーショントゥイーンの終わり部分にインスタンス名を設定しても、ターゲットパスが機能しない【1】。それはモーション開始部分にインスタンス名の設定がなされてないためだ。逆に開始部分だけにインスタンス名を設定した場合は、機能するようだが、どこでまた動かなくなるかわからない。

 こういうことがないように、あらかじめインスタンス名を設定してから、キーフレームの挿入やモーショントゥイーンの設定、複製をしたほうがインスタンス名の入れ忘れがなく、スムーズに作業することができる【2】。この手順を怠ると、なにか起こったときに原因追求に時間が余計にかかってしまうことにもなるのだ。



【1】これだとターゲットとして認識されない

_root.motion.ball
【2】ターゲットパス記述例

解説:横山 剛

(※本文中、及びキャプション内で使用している「<」、「>」は、全角になります。ご注意ください。)





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