パソコンの処理速度が追いつかなくなる落とし穴 | デザインってオモシロイ -MdN Design Interactive-
【サイトリニューアル!】新サイトはこちらMdNについて


Webデザインには、あなたの知らない「落とし穴」がたくさん。大きなものから小さなものまで、それが及ぼす影響はさまざまだ。カンペキだと思っているあなたのサイトも、実はすでに暗い穴の中かも・・・。




パソコンの処理速度が追いつかなくなる落とし穴



 Flashのデータをつくるときに決めるフレームレートは、1秒当たりに表示するコマ数だ。デフォルトは12fps(コマ/秒)であるが、この数字を大きくすればするほどアニメーションを早回しで再生することができ、数字を小さくすればするほどスロー再生ができる【1】。最大120fpsまで指定することができるが、数が大きすぎるとパソコンの性能によっては処理能力が追いつかず、動きがぎこちなくなってしまうことがある。

 したがって、フレームレートの設定はわざとスロー再生するという場合を除いて、基本の12fpsもしくは24fps当たりが妥当である。ちなみに、映画は24fps、テレビは30fpsである。

 ただし、制作したswfデータをInternet Explorer(以下、IE)6で再生した場合、指定したフレームレートより再生が遅くなるという問題がある。これはIE上で動くFlash Playerの仕様なのだが、速度を重視したアニメーションを再生する場合には厄介だ。これを回避するには【2】のコードをFlashを張り付ける部分に記述すればよい。




【1】フレームレートは修正メニュー→“ドキュメント”から変更できる

<param name="wmode" value="transparent"/>
【2】IE6のフレームレートのバグ対応のためにこの1行を記述する

解説:横山 剛

(※本文中、及びキャプション内で使用している「<」、「>」は、全角になります。ご注意ください。)


twitter facebook このエントリーをはてなブックマークに追加 RSS
【サイトリニューアル!】新サイトはこちらMdNについて

この連載のすべての記事

アクセスランキング

8.30-9.5

MdN BOOKS|デザインの本

Pick upコンテンツ

現在