実践編 第5回 アクセルワードの活用
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[プロフィール] バイラルエンジン●東京都出身。バイラルディレクター。オフライン・ソーシャルネットワーキング、完全紹介制の覆面クリエイターユニット「バイラルエンジン」代表。カンヌ国際広告賞、Eyeblaster Creative Awards、宣伝会議賞、東京インタラクティブ・アド・アワードなど受賞。世の中のムーブメントは、すべて人が仕掛けている。 |
アクセルワードってなんだ?
「今すぐお店に行こう」「今すぐWEBに行ってみよう」という気持ちにさせるばかりでなく、知らないと損する感覚を刺激して「すぐに友達に教えてあげよう」という気持ちにさせることがバイラルを加速するポイントになっている。
アクセルワードの種類
それよりも、自然に口をついて出そうな言葉のほうが浸透力をもっている。ダジャレや言葉遊びをするよりも、自然体で「そうそう!」という感覚に訴えるとよさそうだ。アクセルワードは大きく分けて3種類ある。それぞれみてみよう。
そのうわさを知ることで、具体的になにか得をしそうなイメージがすぐに湧く言葉をいう。たとえば、お得、割引、今だけ、限定、先着、プレゼント、特典、特別、プレミアムなど。これらの言葉を添えるか、添えないかでレスポンスが大きく変わってくる。「○○○キャンペーン実施中」とただ言うよりも、「先着100名様にプレゼント」「プレミアムチケット進呈」「今だけ5割引」などキーワードを付け足すことで、勢いが増した感じになってくる。
(2)パーソナルにフォーカスするアクセルワード
「お客さまに、特別にこちらを差し上げます。よろしかったらどうぞ」と言われて、怒る人はいないだろう。たとえば、今月お誕生月の方だけに特別な情報をお知らせするなど、あなただけ、ここだけの話、ある特定条件に該当する人だけといったケースがある。
(3)好奇心を刺激するアクセルワード
たとえば、世界初、日本初、ハリウッドが絶賛、ギネスブックに挑戦、業界ナンバーワン、大人気など。とくにここ最近では、CMからWebへ誘導する「続きはWebで」や、商品に貼られたキャンペーンシールからWebへ誘導するシリアル番号のパスワードの活用などがある。
アクセルワードの露出場所
ただ一方で、アクセルワードを露出させる場所は、店頭またはホームページが望ましいと思います。
しかし、自分だけの楽しみに大事にしたい場合や、広まりすぎると希少価値が低下したりしそうになるとブレーキがかかってしまうので配慮が必要だ。今すぐ友達に教えたくなる気持ちを、どうくすぐるかがポイントだ。
事例研究"LIVE STRONG"