其の18 文章を読みやすくする工夫を | デザインってオモシロイ -MdN Design Interactive-
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レベル中級其の18

文章を読みやすくする工夫を


Web(モニタ上)では雑誌などの紙面上で文字を読むよりも可読率が下がるため、文章の読みやすさにいっそう配慮しなくてはいけない。レイアウトも大切だが、その前にまず文章自体にムダがないか、必ず校正する必要がある。ユーザーにストレスを与えず、画面上にある内容を理解してもらう工夫が必要だ。

文章を読みやすくする工夫として、下記のようなものが挙げられる。

  • 見出しをつける
  • 強調する
  • リスト化する
  • 一行は多くても50字程度にする

【見出しをつける】
本文中にひと目で視認できる区切りがないため、ダラダラと文章が続いているかのような、メリハリのないフラットな印象になってしまう。見出しがないということはジャンプ率(見出しと本文の文字の大きさの差)もないので、とても読みづらい。

【強調する】
テキスト全体を同じ色に設定していると、ポイントとなる部分がぼやけてしまう。文章中でポイントとなるワードなどは< strong >タグを使用し強調するとよい。
ちなみに< strong >と< b >タグは両方とも強調を表すタグだが、SEOの観点からは< strong >を使う方が望ましい。

【リスト化する】
メリハリのない長文で伝えるよりも、リスト化(箇条書き)できる内容のものはリストにしよう。テキストベースのページで、箇条書きを効果的に使用すれば、その部分は目に入りやすいという利点もある。

【一行は多くても50字程度にする】
一行が長すぎる文章はとても見づらい。一行は多くても40~50文字とし、適宜改行を入れたり、きちんと段落の設定をして可読性を高めよう。


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