其の25 配色のバランスを考える | デザインってオモシロイ -MdN Design Interactive-
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レベル中級其の25

配色のバランスを考える


配色はWebサイトをデザインする上で、非常に重要な要素である。配色次第でユーザが抱く印象は変わるため、間違った配色をすれば、制作者が意図するコンセプトや内容を伝えきれなくなってしまう。

よく語られていることだが、配色は「テーマ」、「ベース」、「アクセントカラー」を中心に構成される。それぞれのカラーはサイトの内容、ターゲット、企業のCIなどを考慮して決定される。

その際に重要なのは個々の色の印象ばかりでなく、複数の色の組み合わせがユーザーにどんな印象を与えるかだ。もちろん、使う画像やレイアウトといった要素にもよるが、金融機関などの「堅実さ」や「信頼感」が重視する企業サイトに、白×黒のモノトーンや、ビビッドな色ばかりを使っては、意図するイメージからかけ離れてしまう。

前述したように、堅実や信頼感などのイメージを意図する企業サイトでは、配色に青(紺)×白などの誠実な印象を与える色を使う場合が多い。青は寒色で、クールで落ち着いた静的なイメージがある。

ただ、すべてをひとつのトーンの青でまとめてしまうと、チープな印象になったり、単調で沈んだ雰囲気になってしまう。その結果、制作者が意図する「信頼感」とは逆に、ユーザーはその企業に対して不安な印象すら抱くかもしれない。一見無難に思える「青」も使い方を間違えると「信頼」とは逆の印象を与えることもあるので、注意したい【1】。

紺×白で制作したサイト
【1】紺×白で制作したサイト。全体的に単調で暗い雰囲気になってしまっている

では、上記のような色をベースに配色を考えた際、どうすればいいのだろうか?

特に黒に近い青(紺)を使用する場合、配分を間違えてしまうと本当に暗い印象になってしまう。ページ内のさまざまな要素に対し、複数の青色を使用することで、清潔感や信頼感が出てくるのである。例えばヘッターやフッターの部分だけでも、紺から薄い青のグラデーションを施す、あるいは細かいテクスチャ(模様)を施すだけで、ずいぶんと雰囲気が変わるはずだ【2】。

部分的にテクスチャを使用したり、グラデーションを施した例
【2】部分的にテクスチャを使用したり、グラデーションを施したパターン

これ以外にも雰囲気を変える方法はいくつもあるので、いろいろと試してみることが大切だ。また、サイトのテーマに配色が適しているかと同時に、あくまでもサイトは情報を発信する場であるから、文字の可読性も考慮しなくてはならない。


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