其の30 画像の書き出し方に考慮する | デザインってオモシロイ -MdN Design Interactive-
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レベル中級其の30

画像の書き出し方に考慮する


Webサイトで使用する画像を書き出しする際のフォーマットは、主としてJPEG、GIF、PNGの3種類である。

PNGは圧縮率にも優れていて、今後推奨されるフォーマットだが、まだ一般的なブラウザの互換性がとれていないため、現状ではJPEGとGIFを使用することが多い。例外もあるが、写真であればJPEG 形式、ロゴやイラストといった256色以内で収まるようなものあればGIF形式、というように使い分けているだろう。

では、写真の上にキャッチなどの要素が載っている画像を書き出しする場合に適切なフォーマットはどれだろう? 写真だからといってJPEG形式にすると文字部分が汚くなってしまう。圧縮率を上げてもファイル容量が重くなるだけだし、文字部分を優先してGIF形式にすると当然写真部分が荒くなってしまう【1】。

画像をJPEGで書き出した例
【1】画像をJPEGで書き出した例。文字部分のエッジが汚くなっているのがわかる

Fireworksには「JPEGマスク」という機能があり、写真部分とテキスト部分を個別の圧縮率で書き出すことが可能だ。通常のデータ書き出しに比べるとひと手間かかるがこの機能を使うことで、今までよりもキレイに画像の書き出しができるので試してみてほしい【2】。

FireworksでJPEGマスクを使用して書き出した例
【2】FireworksでJPEGマスクを使用して書き出した例。文字部分のみ別の圧縮率で書き出したので、キレイに見える。

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