其の21 専門用語や外国語の乱用を避ける | デザインってオモシロイ -MdN Design Interactive-
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レベル中級其の21

専門用語や外国語の乱用を避ける


サイト内にある文章やナビゲーションは利用者が容易に理解できるよう、聞きなれない専門用語や、略語、外国語を乱用せず、わかりやすい言葉で表現することが望まれる。

サイト制作初心者にありがちなのは、バランスがとれ、かっこよく見えるからと何でも英語表記にしてしまうパターン。これはターゲットが英語圏のユーザーでない限り避けたほうがいい【1】【2】。

英語を使いたいのであれば、日本語に添える程度で表記するのが好ましい【3】。また、どうしても専門用語などを使用したい際には、別途用語集などを用意しておくとよいだろう。


メニュー項目を英語で表記した例
【1】メニュー項目を英語で表記した例。日本語に比べバランスはとりやすいが、わかりづらいと感じるユーザーもいるだろう。特にメニュー項目はクリックしてもらわないと意味がないので、わかりづらい表記は極力避けるべきである


メニュー項目を日本語で表記した例

【2】メニュー項目を日本語で表記した例





日本語で表記したメニュー項目に、英語表記を添えた例

【3】英語を使用したいならば、このように日本語に添える程度がいい。このときに、同じ文字の大きさや文字色を使ってしまうと、どちらも主張してしまうので注意したい


このように、制作者側が当たり前のように表記していても、ユーザー側からすれば意味がわからないこともあるので、ユーザーの立場から表記方法やライティングを考える必要がある。


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