其の40 複数の異なるブラウザで表示確認を | デザインってオモシロイ -MdN Design Interactive-
【サイトリニューアル!】新サイトはこちらMdNについて
タイトル画像

レベル初級其の40

複数の異なるブラウザで表示確認を


ユーザーはさまざまな環境でWebサイトを閲覧している。MicrosoftのInternet Exploreが人気のブラウザだが、Mozilla Firefoxなどを利用するユーザーも増えている。ブラウザが違えば、それぞれの仕様もさまざまだ。

多いのは、フォントの設定がきちんとせずに、表示確認をInternet Exploreでのみ行い制作されたサイトが、Firefoxで閲覧した際にテキスト部分が明朝体で表示されている例だ。

ブラウザ間での異なる表示の例を挙げるとキリがないが、インラインフレーム< iframe >はInternet Exploreではきちんと表示されるが、Firefoxだと表示の仕方が若干異なるといったことなども挙げられる【1】【2】。

インラインフレームをFirefoxで閲覧した例
【1】インラインフレームをFirefoxで閲覧した例
同じくインラインフレームをInternet Exploreで閲覧した例
【2】同じくインラインフレームをInternet Exploreで閲覧した例。こちらは問題なく表示されている

制作者がInternet Exploreしか使用しないからといって、ほかのブラウザでの表示確認を怠ってはならない。もちろん、全種類のブラウザに対応しなければならないという意味ではないし、異なる複数のブラウザでまったく同じように見えるように制作するというのは、コストの面から現実的ではない。

ただ、すべてではなくとも、制作するサイトのターゲットユーザーが使用しているであろうブラウザの割合をあらかじめ調べ、シェアが多いブラウザを意識し制作することが大切である。


お作法一覧へ
twitter facebook このエントリーをはてなブックマークに追加 RSS
【サイトリニューアル!】新サイトはこちらMdNについて

この連載のすべての記事

アクセスランキング

8.30-9.5

MdN BOOKS|デザインの本

Pick upコンテンツ

現在