其の26 サイトのイメージや内容にあった配色を | デザインってオモシロイ -MdN Design Interactive-
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レベル中級其の26

サイトのイメージや内容にあった配色を


サイトのキーカラーを決める際、まず考えるべきことは、サイトのテーマにふさわしいかのはどんな色か、ということである。

また、実際に制作する際には、あらかじめCI(Corporate Identity)などの使用しなければならない要素が決まっている場合が多い。そうした場合、決まっている要素を基準に、それに合う色を考えていくとよいだろう。

CIが青なので、そこにほかの色を組み合わせていくと仮定しよう。色の専門的な知識がなくても、いくつかの組み合わせを試していくうちに、青には何色が合うかがわかるだろう。

次に考えなければならないのは、サイトのテーマだ。青にグレーが合うという理由から、青×グレーの組み合わせを用いたいとしても、堅実さを演出したい企業サイトであれば問題ないだろうが、楽しさや躍動感がテーマであれば、その組み合わせはふさわしくない。色同士の相性だけではなく、サイトのテーマも深く関係してくるので色選びは慎重に行いたい。

一般的ではあるが、人間が色に対して抱くイメージは下のようなものだ。

  • 赤:情熱、危険、激しい、燃える、火、禁止
  • オレンジ:新鮮、明るい、活発、元気
  • 緑:平和、安全、自然、若い
  • 青:冷たい、清潔、涼しい
  • 紫:高級、神聖、神秘的
  • 白:清潔、明るい、純白
  • 黒:豪華、男性的、悪
背景色を黒にしたGoogleの画像と、通常の背景色白のもの
たとえばGoogleやYahoo!のサイトが黒ベースの配色だったとしたら、清潔感や明るさよりも、近づきがたい印象を与えてしまう。背景の色ひとつで大きくサイトの印象が変わる【1】。やはりこういったサイトは、万人に好まれる白ベースがふさわしい。


【1】Googleが黒い背景色だったとしたら、文字の読みにくさもさることながら、近づきがたい印象を抱いてしまう




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