Apple Watch初心者におすすめ！これだけはおさえておきたいApple Watchのアプリ5選／iPhone芸人・かじがや卓哉のiPhone豆知識

見た目も機能も◎なApple Watch。けれど実際のところは、メールやLINEをチェックする程度で、どう活用したらいいのかわからない……という声も。そこで、iPhone芸人のかじがや卓哉さんに、これだけはおさえておきたいApple Watchのアプリを教えてもらいました。賢くApple Watchを活用しスマートライフを！

●取材・文：沼田佳乃

かじがやさん：最近よく聞くのが、コロナ禍ならではの悩みです。コンビニ支払いなどで顔認証（iPhone X以降の機能）をするのに、マスクを外すのが面倒という声。そこで便利なのが、Apple Watchの「Wallet」アプリです。

Apple Watchは装着するときにパスワードの入力が求められ、そのときに1度入力すれば以降のロック解除は不要。サイドボタンを2回押して、登録しているiDやQUICPayなどから該当のものを選び、かざすだけでオッケー。ちなみにSuicaは、エクスプレスカードに登録すればかざすだけで支払いが完了します。顔認証の煩わしさが解消できますよ！

かじがやさん：コンビニや飲食店の支払いで「PayPay」をよく使うという人は、Apple Watchでも活用しましょう！「PayPay」で支払う際は、「Wallet」同様、Apple Watchなら装着するときにパスコードを入力するだけで利用できるので、ロックを解除するために顔認証をしたり、改めてパスコードを打ったりする手間が省けます。

手元でバーコードとQRコードをすぐに表示でき、店員さんに読み取ってもらえば支払い完了。残高や決済履歴などちょっとした確認もできます。支払いがスムーズで、レジ前で慌ててアプリを探すということがなくなりますよ。

かじがやさん：Apple Watchで便利なものといえば「LINE」。iPhone上でアプリを開かずとも、既読にできたり、音声や定型文で返信ができたりします。ただ、定型文の言い回しが「OK」「了解です」「あとで連絡します」など、そっけないものを送ってしまうのは少しさみしい。気になる人は定型文を自分らしくカスタムしてみるのもいいですよ。

iPhoneの「LINE」アプリから、ホーム＞歯車のアイコン＞Apple Watchで定型文を表示。好きな文章にカスタマイズでき、絵文字も入力できる。よく送る文章を入れておけば返信がスムーズになり、「LINE」を使ったコミュニケーションがよりよくなるはずです！

かじがやさん：watchOS 6から提供が始まった「ボイスメモ」アプリもなかなか便利です。もともとiPhoneに備わっていた純正アプリですが、Apple Watch版なら、手元でアプリを起動し、すぐに録音がスタートできる。マイクの位置もなかなかよくて、作業しながら音が取れるので取材などにも便利。

録音中も普通にApple Watchは使えるので、LINEやメールのチェックなど、ほかの操作を同時進行できるのもいい。収録が終わったら、真ん中の四角を押すだけ。録音した音声はiPhoneにも共有されます。

かじがやさん：有料ですが、「AutoSleep」（税込490円）という睡眠アプリがおすすめ。Apple Watchに搭載された“加速度センサー”という動きを検知する機能などを活用していて、ダウンロードしたら、そのままApple Watchを装着して就寝するだけ。特に何もせずとも睡眠を自動で追跡し、睡眠の状態を計測してくれる。

何時に寝て何時に起きた。睡眠の深さだったり心拍数だったり、自分の睡眠について深く知ることができます。ログを参照にしながら自分の睡眠を客観的に確認できるので、体調管理にも役立ちますよ。

次回は「ウィジェット」がテーマ！公開は7月27日（火）予定です。