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オールインワン・ポストプロダクションツール

Adobe Photoshop Lightroom

コンシューマー向けとはいえない新機能を搭載

Adobe Photoshop Lightroom


adobe


アドビ システムズは、デジタル画像管理編集ソフト「Adobe Photoshop Lightroom」日本語版を3月23日から発売する。そこで、発売に先駆けて、気になる機能を徹底解剖。本ソフトの魅力に迫ってみた。

Photoshop Lightroomの全体像をチェック

写真を扱うユーザーで、特にRAWデータなどを取り扱うプロフェッショナル向けに開発された商品である。とにかく、撮影した写真画像の整理や分類、現像に特化して作られているアプリケーションだ。完全なライバルはアップルのアパーチャーだ。

アパーチャーと根本的に異なる点は、ハードにあまり依存しないこと、外部データのプレビューを管理し、操作にストレス無く扱えることだろう。アパーチャーもストレスレスだが、
Photoshop Lightroom(以下、ライトルーム)ではWindowsからMacintoshにいたるまで扱える点で便利。
アドビ内部の位置づけでも、エレメンツはコンシューマー、ライトルームはプロフォトグラファー、高度な総合画像処理はフォトショップというようにしているようだ。価格帯も、7月までなら税込みで23100円、定価は33600円なので、かなり買いやすい価格といえるだろう。

気になるPhotoshop Lightroomの機能

機能面やインターフェースでは、エレメンツに少し似た作りになっている。似ていると言ってもコンセプトだけなのだが、ブラウザで確認しつつ、作業モードを切り替えて、現像や補正、プリントなどを簡単にすることが出来る。少しPCやフォトショップに慣れているユーザーなら、まず躊躇無く使えるであろうし、全くの素人でもそれほど苦労しないで使えるように工夫して作られている。

撮影者は、カードやデータを読み込みさせるだけで、レイティングしたりと言った基本作業にすぐに突入できるので、撮影時にすぐ作業することが出来るだろう。また、ハードディスクやカードにデータを残したままでも作業できるし、指定したフォルダなどに読み込みながら管理することも出来るから、バックアップしながらでもいし、単純に比較検討の為だけにも使えると言うわけだ。

したがって、フォトショップなどのユーザーでも、前行程的な煩わしい部分をになってくれるソフトになりうるわけ。特に、デジタルで撮影すると、すぐに比較検討できる便利さと、フィルム交換などのこまめな切り替えから開放される為に、ついつい撮影カット数が増えてしまう。そういったデータを一挙に管理できることは、PCさえ持っていける環境であれば、その場でお客や担当などとも選択できるし、ホテルで一人で整理していても、事務所で作品の管理をしていてもいい。

筆者の気になった特徴的な機能

撮影直後から、データ納品までの間に必要なもろもろの作業をシームレスに取り扱えるところが特徴的、と言える。其れでは特徴ではなくて全体ともいえるわけだが、個々の機能でいえば、フォトショップなどでもおなじ作業ができるのだ。それらを流れを良くして一括で出来るようになっているところがすばらしい。また、作業者はWEBブラウザでも見るような感覚でクリックをしていくだけで良いので、メニューやコマンドに悩むことがあまりないわけだ。

RAWの現像コマンドは、フォトショップのRAW現像と同じ機能を持っている。あちらで慣れている人には全く悩むことはないはずだ。それ以外には、簡単なごみ取り機能や、赤目修正、トリミングなどが標準装備されている。それ以上のつっこんだ処理はフォトショップでやって欲しいと言う徹底した姿勢だ。そのため、フォトショップを使う用途があまりないユーザーで、撮影で完結しているようなスタイルの方にはオススメの商品といえる。
こちらが全体像。このウインドウひとつですべて済ませてしまう。上の右側の方に、「ライブラリ」「現像」「スライドショー」「プリント」「Web」とあるが、そこをクリックすることでモード変更を行う
こちらが全体像。このウインドウひとつですべて済ませてしまう。上の右側の方に、「ライブラリ」「現像」「スライドショー」「プリント」「Web」とあるが、そこをクリックすることでモード変更を行う
読み込み画面。読み込みボタンを押すことで、フォルダを指定する。複数フォルダにも対応しているので、内包しているフォルダを一気に読み込めて作業が速い。重複するデータがあると読み込まないようにしてくれる
読み込み画面。読み込みボタンを押すことで、フォルダを指定する。複数フォルダにも対応しているので、内包しているフォルダを一気に読み込めて作業が速い。重複するデータがあると読み込まないようにしてくれる
現像処理で、明るく設定してみた。破綻少なく美しく現像できる。作業はCameraRAWコンバーターに酷似していて、わかっている人なら操作に迷うことはないだろう
現像処理で、明るく設定してみた。破綻少なく美しく現像できる。作業はCameraRAWコンバーターに酷似していて、わかっている人なら操作に迷うことはないだろう
現像処理で、上の明るく設定してみた。破綻少なく美しく現像できる。作業はCameraRAWコンバーターに酷似していて、わかっている人なら操作に迷うことはないだろう
現像時のカラー設定コマンドのウインドウ。複雑だが、慣れてくるとむしろ使いやすい現像時のカラー設定コマンドのウインドウ。複雑だが、慣れてくるとむしろ使いやすい
現像時のカラー設定コマンドのウインドウ。複雑だが、慣れてくるとむしろ使いやすい


(矢部國俊)


■価格
通常版 33,600円(ダウンロード価格 32,000円)
提供開始記念キャンペーン版 23,100円(ダウンロード価格 22,000円)
アカデミック版 11,340円
■動作環境
CPU:インテル Pentium4またはCeleronRと同等のプロセッサを搭載したパーソナルコンピュータ(1.3 GHz 以上を推奨)
OS:Windows XP Home、Professional Edition 日本語版、または Media Center Edition 日本語版(Service Pack 2)
メモリ:256MB以上のRAM(512MB以上を推奨)
HDD:1.5GB以上の空き容量のあるハードディスク
ディスプレイ:16bit以上のカラー表示
ビデオカード:1024x768以上の画面解像度をサポート
その他:Microsoft DirectX 9互換のディスプレイドライバ
■問い合わせ先
アドビストア0120-61-3884
http://www.adobe.com/jp/support/service/onlinestore.html

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