3DCGソフト
Photoshopユーザー待望のSTRATA3D CX 5.5
STRATA3D CX 5.5
SOFTWARE Too
Adobe Photoshop CS3との連携がパーフェクト
使いやすいインターフェイスデザイン、高品質なレンダリング出力などが魅力の3DCG統合ソフト「STRATA3D CX」の最新バージョン「STRATA3D CX5.5 日本語版」がリリースされた。今回のバージョンアップは、バージョン5を元に、昨年リリースされたAdobe Photoshop CS3 Extendedと親和性の高いデータ互換を実現させるためのプラグインなどが追加されている。
「STRATA3D CX」は、3DCGの専門家でなくてもわかりやすいユーザーインターフェイスや、難しい設定なしに高品質なフォトリアリスティックなレンダリング出力ができることなどから、長年グラフィックデザイナーを中心に親しまれてきた。特にバージョン5から、レンダリング時に影や反射、色など画像の構成要素をPhotoshopファイルの各レイヤーとして出力することができる「レイヤーレンダリング機能」や、形状のポリゴンを編集する際にサブディビジョンサーフェイスの使用が可能になるなど、より高度な3DCG画像を作成することができるようになっている。
今回のバージョンアップの特徴としては、Adobe製品とのコラボレーションを重視した機能強化が図られている。新しく搭載されたAdobe Photoshop CS3 Extended用のプラグイン機能として、モデルデータおよびレンダリングデータのPhotoshopへの転送、PhotoshopのスクリプトとしてSTRATA3Dテクスチャーメーカー、STRATA3Dテクスチャーエクスポーターが搭載された。
モデルデータのPhotoshopへの転送機能では、STRATA3D CXで作成したモデルデータをワンクリックで、Adobe Photoshop CS3 Extendedの3Dレイヤーにテクスチャの設定を転送することができる。3Dレイヤーへの転送は、モデルのジオメトリデータだけではなく、モデルに適用されたマテリアルの設定や、マテリアルで使用されているテクスチャの設定などもSTRATA3D CXで設定した通りに行うことが可能となっている。またSTRATA3D CX側に用意されたレンダリングデータの転送機能、そしてPhotoshop側に用意されたテクスチャーメーカーの機能は、3DCGを作成する際のアプリケーションの切替をスムーズに効率よく行うことができるため大変便利といえるだろう。
使い勝手を向上させる新機能が続々と追加
Photoshop関係の新機能が目立つところであるが、この他にも、様々な機能が追加されている。例えば、これまで苦手だった代表的な3Dデータの中間ファイルであるOBJファイルフォーマットの対応が強化され、埋め込まれているテクスチャの設定を読み込むことができるようになったり、書き出し時に、OBJとして書き出すモデルが選択可能になっている。OBJファイルをSTRATA3D CXに読み込んだ際に、処理が遅くパフォーマンスが落ちる場合があったが、それらも改善されているようだ。また、リソースパレットにあるモデルをシーンに追加する際の操作も、ショートカットキーとのマウスクリックの併用で様々な挿入方法を選択できるようになっており、他のユーザーインターフェイスの改良とともに、全体的な操作感の向上に力が注がれているようだ。
今回のバージョンアップは、PhotoshopをはじめとするAdobe製品とSTRATA3D CXを併用して作品作りを行っているデザイナーには非常に意味のあるバージョンアップとなっているだろう。ボタンのワンクリックでデータをアプリケーション間でやり取りできる環境は、非常に作業効率をアップさせてくれるのではないだろうか。

![STRATA3D CXでレイヤーレンダリングされた画像を[Photoshopへイメージを転送]ボタンをクリックしてPhotoshopに転送したところ。3DCGの画像を構成している、拡散/背景/反射/アンビエントシャドウなど加工に必要な要素はすべてレイヤーに出力されている。デプスやオブジェクト選択範囲など、画像の構成要素ではないが、付随的なチャンネルもレイヤーとして出力されるので、画像加工に非常に役立つ](/attach/images/2008April/review/STRATA3D/zu-4.png)

■動作環境
対応OS:S X 10.3以上(Leopard対応)
メモリ:512MB以上
ハードディスク空き容量:840MB以上
ディスプレイ:1024×768以上の解像度
ビデオカード:64 MB 以上、Open GL 互換
■問い合わせ先
SOFTWARE Too

![Adobe Photoshop CS3 Extendedの3Dレイヤーにモデルを転送するには、画面左上に用意された[Photoshopへモデルを転送]ボタンをクリックするだけで転送することができる。3Dレイヤーに転送する要素も、転送時に設定することができる。必要のない要素はオフにしておくことが可能だ](/attach/images/2008April/review/STRATA3D/zu-2.png)




