電子文書作成・管理ソフト
Flash対応など大幅に追加して機能を強化
Adobe Acrobat 9 Professional 日本語版
アドビシステムズ
PDF以外のファイルやフォルダも結合するPDFポートフォリオ
さまざまなファイルをPDF形式としてバインドすることで、1つのプロジェクトの関連書類をまとめるデータコンテナとしても利用できる。含まれるデータは可逆圧縮されるので、関連書類を整理する保存用フォーマットとしても有効だろう。PDFポートフォリオ内のドキュメントを開くにはオリジナルのアプリケーションが必要になる。そのまま開くことができるのは、PDF形式のファイルのみである。
また、Acrobat 9では、PDFポートフォリオ以外にFLASH動画に対応し、セキュリティももっともレベルが高いといわれる256bitのAES(Advanced Encryption Standard)を搭載した。しかし、PDFのバージョンは「PDF 1.7」のままである。PDFポートフォリオは、6.0以降は添付ファイル形式として開くことができるが、Flash動画の再生や256bitのAESは、Acrobat 8以前のバージョンでは対応していないので注意したい。
オブジェクトの詳細を表示する「オブジェクトインスペクタ」
Acrobat 9 Proで追加された新機能には、カラー以外のオブジェクトをプレビューする機能がある。[表示]のメニューは21種類のリストから表示するオブジェクト属性を指定できるが、「テキスト」のみや「ラインアート」のみを指定できるのだ。この機能でテキストがアウトライン化されていることが簡単に確認できる。
さらに詳細にオブジェクト属性を表示できる。それが「オブジェクトインスペクタ」だ。[プレビュー]から「オブジェクトインスペクタ」を選択し、PDF内の任意の位置をクリックすると、その部分のオブジェクト属性が表示される。オブジェクトのカラースペースやオーバープリントの有無、画像であればサイズや解像度、圧縮方法を表示し、テキストであればフォント名がリストされる。この機能があれば、PDF内のオブジェクト構成が一目瞭然に確認できる。


透明の分割統合をプリセットして利用する
DistillerでPDFを作成する場合は、PostScriptファイルに変換するので透明効果は分割・統合される。そのため、Distillerでは透明を反映したPDFは作成できない。PDF/X-4への変換は、Acrobat 9 Proのプリフライト機能で行なう。
PDF/X-4への変換は、デフォルトのプリフライトプロファイルにある「PDF/X-4に変換」を適用するか、規格ボタンでPDF/X-4として保存すればよい。PDFがPDF/X-4の仕様に合致していれば、PDF/X-4として書き出される。確実にPDF/X-4にするには、プリフライトでフィックスアップを適用しておけばよい。
PDF/X-4を出力する場合は、APPE(Adobe PDF Print Engine)を搭載した出力機から出力するのが原則となる。APPEであれば、透明の分割・統合処理で使われるエンジンが標準化されており、テキストがアウトライン化されることもない。


57,540円(通常版)
21,735円(特別提供版/アップグレード版)
21,735円(アカデミック版)
■動作環境
[Mac]PowerPC G4以上(Intelプロセッサ対応)/Mac OS X 10.4.11または10.5/256MB以上のRAM/1.19GB以上のHDD空き容量/1,024×768以上のディスプレイ解像度/DVD-ROMドライブ
[Windows]1.3GHz以上のプロセッサを搭載したPC/Windows XP/Vista/Internet Explorer 6.0/256MB以上のRAM/1.77GB以上のHDD空き容量/1,024×768以上のディスプレイ解像度/DVD-ROMドライブ/ビデオハードウエアアクセラレーション
■問い合わせ先
アドビカスタマーサービス
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