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画像編集ソフト

使い勝手に定評あるPhotoshop Elementsの
最新Macintosh版を検証

Photoshop Elements 6 Macintosh版

アドビ




画像編集ソフトの定番フォトショップのコンシューマーモデル、PhotoshopElements6にMacintosh版がリリース。先行して販売されていたWindows版は使い勝手に定評あるソフトウェアであるが、Macintosh版ではどうなのか、早速検証してみた。


コストパフォーマンスの高い
本格的画像ソフト


Photoshop Elements 6 は、先行してWindows版で販売されていた。大元のPhotoshopはプロ向け画像処理ソフトの定番ともいえるものであり、不動の地位を築いているが、一般ユーザー向けには価格も高く、使い勝手が難しい面があった。そのため、高度な一般向け写真画像処理ソフトの出現が待たれていたのであった。そこに全面的なバージョンアップを果たして、登場したのがElementsだった。デジタルカメラ全盛時代に低価格かつ高度な処理をできるソフトウェアとして、たいへん評判がよく、バージョンアップを続けてきていたのである。

そこで今回、Macintosh版がリリースされたのだが、これも噂に違わないかなりお買い得感の高いソフトウェアといえる。一般ユーザーの多くは10万円以上するソフトウェアの購入はまず念頭にないのが当たり前で、数万円以内で購入できるソフトウェアはたいへんありがたい。しかし、機能がチープであればいくら安くても意味ないわけだが、Photoshop Elements 6 Macintosh版では、「これでもうけが出るのかしら?」と心配になるほど高機能である。一般ユーザーからセミプロにいたるまでおよそ写真を取り扱う多くの人にお勧めしたいソフトだ。

これはリップサービスでいっているわけではい。実際に、一般ユーザーの知人と画像処理ソフトの話をしていると、OSにもとからついてくるものを用いたりフリーソフトを使う人が散見し、およそ写真を仕上げるという観点からはほど遠いため、せっかく撮った写真をただプリントしたりするだけという使いかたが多い。そういうユーザーも、かなり写真を愛するユーザーも確実に満足してもらえるソフトウェアといえる。


画像整理から編集まで
便利な機能が満載!!


気になる機能としては、Windows版のモードを切り替えてブラウズとプロセッシングをする2フェーズのソフトウェアであったが、Macintosh版ではPhoshopやIllustratorなどのハブソフトであるAdobe Bridgeとの組み合わせで操作することが可能となっている。つまり、写真画像のブラウジングや整理、RAWからの書き出しはBridgeが担当し、画像処理はElementsが担当するという二段構えだ。

したがって、フォルダ分けやレイティングなどの整理はBridgeを使い、レタッチをしたくなったら、Elementsで処理をするという使い方をする。Bridgeはいまさら説明の必要もないと思われるが、事実上が画像整理のブラウジングソフトの中では最強を誇るツールだ。他社ソフトウェアでも似たことができるが若干方向性が異なり、さまざまなファイルを管理する場合は、Bridgeが便利といえる。

Bridgeでレタッチしたい画像が決まったら、それらをElementsで開く。Elementsでは、「編集/作成/配信」という3つのモードになっている。通常の処理はすべて編集でおこない、作成モードではWebギャラリーやフォトブック、PDFスライドショーなどを作成する。配信モードは、メールやWebなどへの配信やプリント注文、CDなどを焼くなどの作業が可能だ。察しのいい方は、この説明ですぐに理解できると思うが、OSやその他のソフトなどを組み合わせておこなう作業を、オールインワンで実行することができるのが特徴だ。大きな声ではいえないが本家のPhotoshopよりも便利と考えられるところがたくさんある。

3種類ある機能モードのアウトラインを解説してきたが、肝心な編集部分の新機能をもう少し解説しておこう。新しい編集機能では、「標準/クイック/ガイド」の3つのモードがある。このうち、標準は普通のメニューモードで、マニュアルでコマンド選択して作業をしていく。クイックは、色修正などを自動化してくれるもので、簡単なスライダの操作だけで、普通に十分奇麗な処理をしてくれる。自動処理ボタンも秀逸で、ボタン一つで奇麗に仕上げてくれるのだが、これには筆者もびっくりで、技術革新の極みだと思った次第である。

ガイドモードもかなり気が効いていて、作業目的別に基本メニューが並び、なにをしたいかでその目次から選ぶだけで、その機能を出してくれる。例えば『切り抜き』とか『シャープ』など、色補正だけではない写真関係の基礎作業が並び、解説付きで作業できる。そしてクイックとガイドのモードでは使用前/使用後を比較しながら処理できる。これなら、普通の画像処理ソフトに明るくない方でも気楽に作業できるし、ソフトの技量的にはプロ向けPhotoshopだから仕上がりも抜群であり、オールユーザーにおすすめできるといえる所以なのである。



高機能かつ安価さが魅力


筆者のこだわりとして、高いものが良いのは当たり前で安くていいから価値があると思っている。外食などいい例で、ジャンクフードであっても安くておいしいのが最高だ。高機能がで安価というのはたいへん好感度が高い。これがあれば、写真の処理をしたいなら、ほとんどのことができる機能を持っている。ただし、CMYKを使わなければならない。もっと高度な作業をしたいならPhotoshopを選択すればいいだろう。


ファイル移動などをおこなうBridge。ファイル名変更やさまざまなことが可能で、筆者も実際仕事で愛用している
ファイル移動などをおこなうBridge。ファイル名変更やさまざまなことが可能で、筆者も実際仕事で愛用している


CameraRAWを開いている図。PhtooshopでのCameraRAWドライバとは若干異なる機能簡易版RAWドラ
CameraRAWを開いている図。PhtooshopでのCameraRAWドライバとは若干異なる機能簡易版RAWドライバだ

こちらがガイドモード。右袖に作業の目次が出ているので、それを選べば作業画面に移動する
こちらがガイドモード。右袖に作業の目次が出ているので、それを選べば作業画面に移動する
メニュー一例。シャープなどはフィルタカテゴリではなく、画質調整カテゴリにある。ちなみに、PhotoshopにはあるがElementsにない機能は、CMYKモード、チャンネル、クイックマスク、トーンカーブ。そして、色域選択、演算など難しい機能だ
メニュー一例。シャープなどはフィルタカテゴリではなく、画質調整カテゴリにある。ちなみに、PhotoshopにはあるがElementsにない機能は、CMYKモード、チャンネル、クイックマスク、トーンカーブ。そして、色域選択、演算など難しい機能だ


Webフォトギャラリー機能を試してみた。Jpgファイルからだとあっという間、RAWからでもかなり早く作成してくれた。こればびっくり。ページ体裁はプリセットで用意されている


Webフォトギャラリー機能を試してみた。Jpgファイルからだとあっという間、RAWからでもかなり早く作成してくれた。こればびっくり。ページ体裁はプリセットで用意されている
自動ボタンだけでカラー処理した図。左が使用前、右が使用後だ。RAWの書き出しから含めて、筆者はボタンを押しただけ。スライダも動かしていない。それでこれだけ出来てしまう

(矢部國俊)


■価格 13,440円(税込)
■動作環境
以下のいずれかのMacintoshコンピュータ:
PowerPC、 G4、G5、またはインテルプロセッサ
Mac OS X v.10.4.8 ~10.5.2日本語版
■メモリ: 512MB以上のRAM(1GB以上を推奨)
■グラフィックカード:64MB以上のVRAM
■ハードディスク:1GB以上の空き容量のあるハードディスク(インストール時には追加の空き容量が必要)
■ディスプレイ:1,024x768以上の画面解像度をサポートするディスプレイ
■その他:DVDドライブ(インストール時に必要)、QuickTime 7日本語版、インターネット接続
■問い合わせ先
Adobeカスタマーサポートポータル
http://www.adobe.com/jp/special/support_portal/
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