写真管理ソフト
RAW現像や3D作成に対応した写真管理ソフト
Zoner PhotoStudio 11
ジャングル
RAW画像も素早くプレビューできる
「Zoner PhotoStudio 11」の特徴をひとことで言えば、デジタル画像の入力から整理、閲覧、編集、RAW現像、公開、出力までをトータルで行えるWindows用の画像ソフトだ。本サイトの読者であれば、画像編集にはPhotoshopやPhotoshop Elementsを使用し、画像管理にはPhotoshopに付属のAdobe BridgeまたはPhotoshop Elementsの管理機能を使っている人は少なくないだろう。
だが、これらのAdobe製品はマシン環境によっては起動や動作がやや遅いという弱点もある。それに対して、より低価格ながら、より軽快に高速作動し、より気軽に画像を管理、閲覧、編集できるソフトがZoner PhotoStudio 11なのである。
Zoner PhotoStudioを起動すると以下のようなブラウザ画面が表示される。画面左のツリー表示から任意のフォルダを指定すると、その中身をサムネイルとして一覧できる。表示スピードは高速で、RAW画像でも大きなストレスなく閲覧可能だ。そして、サムネイルのドラッグで移動やコピーができ、サムネイルのダブルクリックでビューア表示となる。


対応ファイルフォーマットは、40種類以上の静止画ファイルのほか、各社のデジカメのRAWファイルや、AVIやMOVなどの動画ファイル、MP3やMIDIなどの音声ファイルなど非常に豊富だ。RAWファイルは今のところ150機種以上のデジカメに対応しているが、最新機種についてはメーカーのサイトを確認したい。今後、どの程度の頻度で最新カメラ用のアップデートが行われるかは、ひとつのカギになるだろう。



3DイメージやHDRイメージを作成できる
本ソフトならではの画像編集機能として、「3Dイメージ作成」と「HDRイメージ作成」の2つに注目したい。3Dイメージ作成とは、同じ被写体をカメラ位置を変えながら2枚撮影し、その2枚の写真を合成して、専用の3Dメガネで立体視できる画像に仕上げる機能だ。撮影については自分で工夫して撮る必要があるが、2枚の写真から3D合成はウィザード形式で簡単に行える。また、本ソフトのパッケージ版には赤と青のカラーフィルター付きの3Dメガネが付属し、ダウンロード版ユーザー用には同社のサイトで3Dメガネの自作方法が提供される。
一方、HDRイメージ作成とは、カメラの階調再現性や人間の肉眼を超えた、ハイダイナミックレンジの画像を作成する機能だ。やり方は、露出をずらしならが同一の構図で撮影した3枚の画像を読み込み、ウィザードに沿って合成するだけ。必要に応じて各種のパラメータを微調整することもできる。




トータルとしては、多機能ながらすぐに把握できるシンプルな操作インタフェースに好印象を受けた。Photoshopなどの他の画像ソフトを登録して、サムネイルの右クリックメニューから呼び出せるのは便利だ。またRAW画像を素早くプレビューできる点も気に入った。なお本ソフトには、全機能が使えるProfessional版と、HDR作成やRAW現像などの一部の機能を省いたHome版の2バージョンが用意される。
(永山昌克)
■価格
10,290円(Zoner PhotoStudio 11 Professional)
7,980円(Zoner PhotoStudio 11 Professional ダウンロード版)
6,980円(Zoner PhotoStudio 11 Home)
5,229円(Zoner PhotoStudio 11 Home ダウンロード版)
■動作環境
CPU:Intel Pentium III 800MHz以上
OS:Windows Vista、XP
メモリ:256MB以上(512MB以上推奨)
HDD:150MB以上
モニタ:1024×768以上
■問い合わせ先
ジャングル
0570-077-001
http://www.junglejapan.com/




