ユーティリティソフト
完全データ復元PRO2008
間違って削除したファイルも簡単操作で復活

ジャングル
故意にしろ故意じゃないにしろ、大事なファイルが削除されてしまったという話はよくある。「ごみ箱」から簡単に戻せるなら誰も苦労はしないが、多くの場合すでに影も形もなく消え去っていて悔しい思いをする。しかし、「ごみ箱」を空にした場合、本当にファイルは削除されてしまうのだろうか? 実は、そのような場合でもHDD内から消えずに残っていることもある。今回紹介する「完全データ復元PRO2008」は、そういった消えてしまったように見えて、HDD内に残っているファイルを復元させてくれるソフトだ。Word・ExcelなどのOffice系ファイルから音楽ファイル、メモリカードに保存されたデジカメ画像ファイルなども簡単な手順で復元できるソフトなのだ。
起動方法は2種類
「完全データ復元PRO2008」を使うには、Windows上にインストールしたものを起動する方法と、CD-ROMをドライブに入れパソコンの電源を入れて起動する2種類の方法がある。インストールした状態から利用する場合は「ごみ箱」から間違って削除してしまったものや、外付けディスクやUSBメモリなどのメディアから復元する場合に便利だ。そして、CD-ROMから起動する方法の場合は、Windows自体が起動しなくなったといったというときに利用する。これは今回のバージョンから追加された新機能で、システムファイルが壊れてWindowsが起動できなくなったHDDや、パーティションが開放されてしまい複数ドライブが1つのドライブになってしまったというようなHDDからファイルの復元を行うことができる。
気に入ったテンプレートを選んだら、メニュー項目やリンクの設定などを行う編集画面に進み、メニューに関する編集は「メニュー構成」から行う。サイトの構 成によってはテンプレートに用意されているメニューボタンの数では合わないケースもあるだろう。その場合はメニューボタンの追加・削除が可能で、追加の場 合はボタンを挿入する順番も指定できる。編集したいメニューボタンをクリックすると、編集のためのプルダウンメニューが表示されメニュー名、URL、リン クターゲットを変更することができる。さらに下の階層となるサブメニューの追加・削除、編集も可能だ。
ウィザード機能を利用して簡単復元
このソフトを使って消えてしまったファイルを復元するには、1.「ドライブの選択」、2.「ファイルの選択」、3.「復元して保存」というたった3つの手順で行うことができる。しかもウィザード機能によって作業内容の案内をしてくれるので、パソコン初心者でも悩まずに操作できるはずだ。では、ソフトの起動からファイルが復元されるまでの簡単な手順を紹介しよう。

1.インストールされている場合はデスクトップのアイコン、もしくは「スタート」-「すべてのプログラム」-「完全データ復元PRO2008」から起動する。CD-ROMから起動する場合は、CD/DVDドライブに「完全データ復元PRO2008」を入れて電源を入れる(※機種によってはCD-ROMから自動起動しない場合があります)
起動するとこの画面が表示される

2.豊富なデザインテンプレートから作業が始められ、横メニューで8カテゴリ、48種類、縦メニューで2カテゴリ、12種類が用意されている。図は縦メニューのデザインテンプレート。今後、さらに幅広いデザインテンプレートの提供を期待したい

3.復元させたいファイルを選択する

4.復元したいファイルを保存する。保存されたファイルがアプリケーションなどで開くことができるか確認しよう
メールデータ復元に特化した機能も
WordやExcelで作成したファイルとともに、なくなってしまうと困るのがメールのデータ。このソフトでは各種メールソフトに対応した「Mail Viewer」というメール専用の機能がある。対応するメールソフトは「Outlook Express」、「OUTLOOK」「Eudora」「Mozila」「Becky!」の5種類。データが保存されているドライブやフォルダを指定すれば、それらを検索し内容を確認しながら復元することができるようになる。

「Mail Viewer」でメールの内容を確認することができる
残念ながら復元できないケースも稀にある
今回紹介した「完全データ復元PRO2008」は簡単で高機能なソフトだが、これを使ってもファイルを復活させることができないこともある。それは、すでにファイルが上書きされてしまっている場合や、復元したいファイルが保存されているメディア(HDDやUSBメモリなど)が物理的に壊れている場合だ。このようなときは残念ながら諦めるしかない。普段から大事なファイルはバックアップする習慣を心がけよう。また、HDD内にバラバラに断片化されたファイルは復元率が悪くなる。デフラグなどを行ってファイルの断片化をなくしておくことも、いざというときの復元化の助けになる。
(奥村 隆)
■価格
標準価格:10,080円(税込)
■動作環境
コンピュータ本体:各OSが推奨するCPU搭載のコンピュータ
OS:Windows Vista Home Basic/HomePremium/Business/Ultimate、Windows XP HomeEdition/XP Professional、Windows 2000 Professional
※インストールおよびWindows上で使用するには、管理者(Administrator)権限が必要です。
メモリ:128MB以上 (256MB以上推奨)
ハードディスク:インストール先に50MB、さらに復元したいファイル分以上の空き容量
ドライブ装置:倍速以上のCD-ROM ドライブ(インストール時およびCD-ROMから直接起動時に必要)
その他:すべてのOSに最新のService Packがインストールされていること