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グラフィックタブレット

ジェスチャー操作が可能な中型サイズのペンタブレット

Bamboo Comic medium(CTH-661/S1)

ワコム

Bamboo Comic medium(CTH-661/S1
ワコムが発売した「Bamboo Comic medium(型番:CTH-661/S1)」は、イラストやマンガの制作者向けのペンタブレットだ。同シリーズは昨年末にもスモールサイズの「CTH- 461/S1」が発売されたが、今回発売されたのはミディアムサイズ版で、より大きな入力サイズを必要とするユーザーには最適だ。イラストやマンガ制作を 楽しめる各種アプリケーションも付属しており、価格も手ごろなこの商品について、詳しくレビューしよう。

マンガ制作向けのアプリケーションをバンドル

CTH-661/S1は、入力エリアが216.48×137mmのペンタブレットだ。すでに発売されているスモールサイズのCTH-461/S1の入力エリアが125×85mmで、それよりもひと回り大きいサイズとなっており、絵を描く上で広いエリアを必要としている人には注目の製品だ。この本体そのものは、別シリーズの「Bamboo Fun medium(型番:CTH-661/S0)」と同じものである。

両シリーズの違いは付属のソフトウェアだ。「Bamboo Fun medium」にはフォトレタッチソフト「Adobe Photoshop Elements」や「Photo Creator for Wacom」、「LoiLoScope plus for Wacom」など、写真や動画の編集および加工を目的としたソフトウェアが付属するのに対して、「Bamboo Comic medium」には、グラフィックソフト「Pixia フルセット版」や「IllustStudioMini」、コミック制作ソフト「ComicStudioMini」など、マンガ制作を意識したソフトウェアがバンドルされている。

なお、「Bamboo Fun medium」と「Bamboo Comic medium」のどちらにも付属しているソフトウェアとしては、「Corel Painter Essentials 4」と「水彩LITE」がある。このような付属ソフトのセット内容を考えた上で、自分に合ったシリーズを選ぶといいだろう。

マルチタッチ・ジェスチャー機能に対応

ちなみに「Bamboo Comic medium」に付属する5ソフトのうち、「水彩LITE」以外の4ソフトは、すべて同製品の特徴であるマルチタッチ・ジェスチャー機能に対応している。マルチタッチ機能とは、入力エリア内の複数のポイントに同時に触れて操作できる方式で、これにより指を2本使ってのジェスチャー機能が可能となる。

実際に同機能を試してみたが、静止画やドキュメントのズームや回転、スクロールなどを指先の動きで操作できるのはきわめて快適だ。ペンで描いているとときに画像を回転させたいときなどは、入力エリアを指で触ればすぐに動かせるので、ペンタブレットを使っていて感じるストレスが大幅に軽減される。

筆圧機能に対応したバッテリーレスペン

基本的なスペックは、読み取り分解能が0.01mm、読み取り精度はプラスマイナス0.25mm、読み取り速度は最高133ポイント/秒。筆圧レベルも1,024レベルで、このクラスの製品としては納得できる性能だ。ペンをタブレットに収納できるホルダーも付いており、使い勝手もよく考えられている。

ペンはバッテリーレスで軽く、長時間使っても疲れにくい。筆圧機能にも対応しているので、細かな表現が可能だ。ペン先と入力エリア面との間が3~5ミリ未満のときに反応し、ペン先を触れなくても動かせるホバリングナビゲーションにも対応している。

ドライバのインストールも実に簡単だ。付属のCD-ROMを入れてインストールプログラムを起動させて、画面に出てくる指示に従うだけで、自動的にドライバがインストールされる。また、音声付きのチュートリアルプログラムも収録されているので、初心者でもすぐに使い方を覚えられる。

なめらかな書き心地のお買い得モデル

入力エリア横にある4つボタンはカスタマイズ可能なファンクションキーで、タッチ機能のON/OFFの切り替えや、[戻る]、[クリック]、[右ボタンクリック]などが割り当てられる。CTH-661/S1は右利きと左利きの両方に対応しており、左利きの場合はタブレット本体を上下逆さにして置くのだが、この際にもファンクションキーをカスタマイズすれば使いやすくなる。

入力エリア面の描き味はさすが定評あるワコムだけあって、実になめらかだ。カタログには“紙のような感触にこだわった”という一文があるが、まさにその表現通りスムーズなタッチである。このペン先の感触は、ペンタブレットの初心者にこそ味わってもらいたいし、もちろん上中級者にもおすすめだ。バンドルソフトの豊富さも考えると、コストパフォーマンスはかなり高い。このお得なセットを使って、ぜひペンタブレットの楽しさを味わっていただきたい。

 

本体のカラーはシルバーで、ファンクションキーは白色

本体のカラーはシルバーで、ファンクションキーは白色

 

4個のファンクションキーを搭載

4個のファンクションキーを搭載

 

 

USBケーブルは直付け

左右に配置されたエクスプレスキーと円形のタッチパッド

 

3本の替え芯とピンセットが付属

3本の替え芯とピンセットが付属

 

ペン先が入力エリア面に触れるとLEDが点灯する

ペン先が入力エリア面に触れるとLEDが点灯する

 

プロパティの画面でファンクションキーの割り当てを設定可能

プロパティの画面でファンクションキーの割り当てを設定可能

 

わかりやすいチュートリアル画面

わかりやすいチュートリアル画面

 

(片岡義明)


■価格 オープンプライス

■外形寸法 約336.8×223×8.5 mm(ペンホルダーは除く)

■対応OS Windows XP、Windows Vista、Windows 7(いずれも64bit版を含む)、Mac OS X v10.4~

■問い合わせ先
ワコムインフォメーションセンター
0120-056-814
http://tablet.wacom.co.jp/bamboo/

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