12色の新開発顔料インクを搭載した
A2ノビサイズ対応モデル

imagePROGRAF iPF5000
キヤノン
高画質と高速を誇るキャノンの大判インクジェットプリンタimagePROGRAFシリーズに、A2ノビサイズ対応の新製品が登場した。3種類の特色インクと濃淡2種類のグレーインクを加えた12色の新開発顔料インクを搭載。ドライバには簡単に美しいモノクロプリントが得られる「モノクロ(写真)」モードも装備されている。給紙は多彩な4種類に対応。鮮やかな発色と高い耐候性はグラフィックや写真の出力に最適だ。
新3原色インクシステムで
バランスのよいカラー画像を実現

本機の最大の特長といえるのは、新開発の顔料インク「LUCIA」だ。通常のCMY3色とフォトシアン、フォトマゼンタの中間色のほかに、レッド、グリーン、ブルーの3種類の特色インクと、グレー、フォトグレーの2種類の濃淡のインク、さらにブラック、マットブラックの2種類の黒インク、合計12色ものインクを搭載している。
従来のインクジェットプリンタはおもに、「色の3原色」といわれるCMY(シアン、マゼンタ、イエロー)のカラーインクのかけあわせでほぼすべての色を表現していた。しかし、「LUCIA」の新3原色インクシステムでは、CMYに対して色相的に補色関係である「光の3原色」RGB(レッド、グリーン、ブルー)の3種類の特色インクを採用し、全カラー領域の原色をカバーする構成になっている。従来機の描画方法に比べてインク色の重なりが少なくなるため、色濁りが少なく、バランスのよいカラー画像を得ることができる。


豊かなモノクロ階調を表現する
ブラックインクとグレーインク




「モノクロ(写真)」モードの詳細設定で選べる3種類のモノクロのサンプルプリント。ニュートラルな「純黒調」、青みがかった「冷黒調」、アンバーがかった「温黒調」の3種類がデフォルトで用意されており、さらに自分好みにカスタマイズできる
検証では、純正プロフェッショナルフォトペーパーのA4カット紙を使用した。一般に顔料インクは光沢紙への適正が低く、鮮やかな色再現が苦手といわれているが、そんな先入観を払拭する鮮やかな発色のプリントが得られた。接続に関しては、社内LANに対応するネットワークインターフェイスとUSB 2.0 Hi-Speedインターフェイスを標準装備のほか、IEEE1394にもオプションで対応している。
(清 真美)
■問い合わせ先 キヤノンマーケティングジャパン(株)キヤノンお客様相談センター 050-555-90063
http://cweb.canon.jp/imageprograf/lineup/ipf5000/
■おもなスペック
印字方式:オンデマンドピエゾヘッド方式/最大解像度:2,400×1,200dpi/印字速度:約2.5分(A2/フォト光沢紙/ロール紙/標準モード)、約0.8分(A2/普通紙/カセット/速いモード)/インターフェイス:10BASE-T/100BASE-TX、FireWire(オプション)/外形寸法:999(W)×733(D)×317(H)mm/重量:45g(本体のみ)



