抜群のコストパフォーマンス
MacBook(2.26GHz/2GB RAM/250GB HDモデル)アップルジャパン
13インチのMacBook Proの旧モデルとほぼ同じ仕様ながら10万円を切るMacBookは、コストパフォーマンスはもちろん、突起物のない滑らかな樹脂ボディも含めて、魅力 の多いマシンに仕上がっている。

MacBook(2.26GHz/2GB RAM/250GB HDモデル)
Macの魅力を手軽に味わえるエントリーモデル
Macintoshのノートモデルラインのエントリークラスを担当するMacBookの最新型である。シンボルカラー的なホワイトのポリカーボネート製のボディは、パームレスト面に継ぎ目のないユニボディ構造であり、ほぼ真円の弧を描く周辺形状と併せて、手に馴染む滑らかなフォルムを実現している。
旧MacBookと比較して、重量は140グラムほど軽い約2.13キロだが、330.3(幅)×231.7(奥行き)×27.4(高さ)ミリという本体サイズは、逆に数ミリ程度大きくなってはいる。これには、丸みを大きく取ったことが影響していると考えられるが、このあたりにもデザイン重視のアップル社の姿勢が反映されている。
底面は全面ラバー素材で覆われ、ゴム脚の摩耗や紛失といった事態を無縁のものとしている一方、バッテリーが本体一体型となりユーザー交換ができなくなった。しかし、その分大容量化され、最長7時間の公称バッテリー駆動時間が実現された。
操作面ではMacBook Proで定評のあるガラス製のマルチタッチトラックパッドが採用され、タッチ操作の種類が大幅に拡張された。
CPUは旧モデルと同じCore 2 Duoだが、クロック周波数が2GHzから2.26GHzとなり、搭載可能メモリは標準で2GB、オプションで最大4GBまで対応できるようになった。搭載可能メモリの拡張は、複数のアプリケーションを同時利用する場合の大きな利点だが、同時にBoot Campやサードパーティ製の仮想化ソフトを使って複数のOSを稼働させる際にも有効だ。
バックライトもLED化され、スリープからの復帰でも瞬時に明るい画面で作業が行える。解像度も13インチで1280×800ドットと一般作業には十分だが、Proモデルと比べると視野角がやや狭く、上下、左右共に、斜めから見たときの色の再現性も悪化する。もちろん、正面ないしはそれに準じる角度での仕様では鮮明な画面が得られるので心配はないが、ある程度の割り切りも必要だ。
総じて先日マイナーアップデートのあったMacBook Proの旧13インチモデルとほぼ同等の仕様が10万円以下で購入できるので、手軽にMacの環境を楽しみたいというユーザーや、iPadの母艦として利用するのに適していると言える。
順当な性能向上
具体的な性能では、CPUとグラフィックスプロセッサのパフォーマンスを計測するCINEBENCH 11.5のCPUスコアが、1.28ポイント。同じくOpenGLスコアが、5.87fpsという結果になった。
旧モデルとの比較では、グラフィックスプロセッサが同等品なのでOpenGLスコアはほぼ変わらずにわずかに上回る程度。CPUスコアは、クロックの差がそのまま反映された向上を見た。いずれにしても、ネットブックとは異なるフルスペックのコンピュータとして十分な性能が発揮されていると言え、価格を考えれば、そのことが一層際立つ。
一方で、相変わらずSDメモリカードスロットは非搭載だが、ここは、コンシューマーモデルだからこそサポートして欲しかったと感じる部分だ。逆に、MicroSDやメモリースティックのユーザーは、いずれにしても何らかのアダプタやカードリーダーが必要となるので、あえて無用のスロットがない分、価格が安くなることを重視する向きもあるだろう。
まとめとしてMacBookは、アルミボディやディスプレイの視野角の広さにこだわらなければ、その気軽さと実用性能、洗練されたデザインによって、予算をかけずにMacintoshの環境を楽しむ最良の一台と言って良い。

最近の白いコンシューマーノートPCの流れを作り出したiBook→MacBookのデザインテーマを受け継ぎつつ、樹脂製ながらユニボディ構造となった新MacBook

ディテールの丸みを大きくとり、ほぼ真円の弧を描くようにしたことで、さらに手に馴染むボディになっている

底面は全面ラバー系素材で覆われており、絶大な滑り止め効果を生み出しているほか、ゴム脚が取れてしまう事態を構造的に回避している

正面向かって右側面のポート類は、右(奥側)から、MagSafe電源、ギガビットEthernet、Mini DisplayPort、USB 2.0×2基、オーディオ入出力、盗難防止用セキュリティスロット

不意にケーブルが引っ張られても安全な磁石式のMagSafe電源は、MacBook Airのように横出しのタイプで、張り出しを最小限にしている

左側面の光学ドライブは、DVD±R DL/DVD±RW/CD-RWのSuperDriveを搭載。Proモデルとは異なり、SDメモリカードスロットは装備されない

トラックパッドはガラス製のマルチタッチ対応タイプとなり、よりスムーズな触感と操作感を実現している。視覚的なボタンはないが、全体がボタンとしても機能する

CINEBENCH 11.5のOpenGLスコアは、5.87fps。グラフィックプロセッサは引き続きNVIDIA GeForce 9400Mが採用されており、カジュアルな3Dゲームならば十分楽しめるレベルのパフォーマンスと言える

2.26GHzのIntel Core 2 Duoを搭載したMacBookのCINEBENCH CPUスコアは、1.28ポイント。旧モデル(2GHz)との周波数分の違いが出た順当な結果だ

CINEBENCHによるCPUテスト時の描画の様子を見ると、2つのコアが異なる2つのエリアを並行して処理していることがわかる
(大谷和利)
■おもなスペック
CPU:2.26GHz Intel Core 2 Duo/RAM:2GB DDR3(最大4GB)/HDD:250GB(最大500GB)/光学ドライブ:8倍速 2層式 SuperDrive/サイズ:33.03(W)×2.74(H)×23.17(D)cm
■問い合わせ先
Apple Store
0120-993-993
http://store.apple.com/
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