第26回 アフィリエイトとは | デザインってオモシロイ -MdN Design Interactive-
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Web2.0とはなにか?

第26回 アフィリエイトとは

最近、アフィリエイトによって生計を立てる人も珍しくはありませんが、アフィリエイトにもWeb2.0の流れに合致する動きが見られます。その働きは、ブログなどがメインですが、以前解説したロングテールの現象も起きており、アフィリエイトも見逃せないWeb2.0要素の1つといえるでしょう。今回は、アフィリエイトについて解説していきます。

解説:小川 浩(株式会社サンブリッジ i-クリエイティブディレクター)

[プロフィール]

お がわ・ひろし●1996年、デル、ゲートウェイの代理店としてマレーシアにて日系企業及び在住邦人向けのPC通販ベンチャーを創業するなど、アントレプレナーとして活躍。その後日立製作所を経てサイボウズにジョイン。feedpathの基本設計を考案し、フィードパス株式会社のCOOに就任するが、2007年12月に退任。現在は㈱サンブリッジにて起業準備中。ブロガーとしてSpeed Feed、「Web2.0BOOK」「ビジネスブログブック」シリーズなどの著作がある。

ユーザーと利益をシェア

自分のWebサイトやブログに、会員制サービスやEコマースなどの企業サイトのリンクを張ることによって閲覧者を当該企業サイトに誘導し、その結果、閲覧者が会員登録や商品を購入したりすると、成功報酬が支払われるという広告手法をアフィリエイト、アフィリエイトを提供するサービスをアフィリエイトプログラムといいます。

日本国内で利用者の多いアフィリエイトプログラムには、アマゾン・コムの「Amazonアソシエイト」や、ショッピングモールの楽天市場の「楽天アフィリエイト」に加え、アフィリエイト専業企業として「リンクシェア」「A8.net」などがあります。基本的な考え方は、いわゆる成果保証型の広告と同じであり、広告主からすれば、自社のサイトのプロモーションを比較的低コストで行なえるメリットがあります。
 
 

広告主とユーザーのWin-Winモデル

成果保証型の広告とアフィリエイトの違いは、前者が広告を掲載するサイトのコンテンツそのものと、リンク先である企業サイトのサービスや商品との間に、関連性がないことも多いわけですが、後者はその逆に、その商品やサービスに直接関係する情報をコンテンツとして掲載しています。

典型的なアフィリエイトサイト(アフィリエイトを目的としてコンテンツを掲載するサイト)は、書籍やDVDなどに対するレビュー記事を書き、その内容に関係する、もしくはそのレビューの対象商品そのものの販売ページにリンクを張ることによって購買につなげるケースが多いといえます。

広告であることには間違いはないのですが、記事と広告の関連性が強く、閲覧者にとっても興味を引かれた商品に対するアプローチが容易にできるというメリットがあります。広告主にとってみれば、商品カテゴリーではなく、特定の商品に対して強い関心がある顧客層にのみアプローチできることから効率的な広告手法であり、同時に売上や会員確保という成果に応じた支払いができることから、費用対効果が高いといえるでしょう。

従来型のバナー広告では、ページビューが極めて高いサイト、たとえばYahoo!やMSNなどのポータルサイトに広告出稿が集中し、個人サイトやアクセス数の少ない中小サイトが広告を収益源とすることは事実上不可能でしたが、アフィリエイトプログラムの登場により、中小サイトや個人のブログなどが広告媒体として成り立つことになりました。
 
アフィリエイトの仕組
アフィリエイトの仕組
 

■今回のポイント

ユーザーがコンテンツ作りに参加し、最終的にメディアを作っていく形式をCGMと呼びますが、アフィリエイトは消費者一人一人がエージェントやブローカーとして、Eコマースの拡大に寄与します。いわばCGC(コンシューマージェネレイテッド・コマース)といえるかもしれません。
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次回をお楽しみに!!
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