
第15回 Google vs マイクロフォーマット
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[プロフィール] お がわ・ひろし●1996年、デル、ゲートウェイの代理店としてマレーシアにて日系企業及び在住邦人向けのPC通販ベンチャーを創業するなど、アントレプレ ナーとして活躍。その後日立製作所を経てサイボウズにジョイン。feedpathの基本設計を考案し、現在に至る。ブロガーとしてSpeed Feed、「Web2.0BOOK」「ビジネスブログブック」シリーズなどの著作がある。 |
Google Baseの試み
実は「Google Base」に対抗できる手段の一つとして、最近急速に賛同者を集め始めている、あるムーブメントがあることをご存知でしょうか。それはマイクロフォーマットと呼ばれるものです。XML準拠のHTMLであるXHTMLに、メタデータを持たせることによってコンテンツを構造化するしようという試みです。構造化のためのフォーマットを、細小単位(マイクロ)で規定していくので、マイクロフォーマットというのです。
マイクロフォーマットの挑戦
また、マイクロソフトはRSSの拡張仕様 (SSE)に、マイクロフォーマットを取り入れる動きをしているとのことです。こうした動きの中、マイクロフォーマットは今後静かに深く普及へと進む可能性がでています。
細小化するデータ
マイクロフォーマットは、ブログ検索大手のテクノラティのタンテック氏が中心となって動いています。テクノラティは2006年5月に、マイクロフォーマットで記述された情報を優先して検索できる新しい検索サービスを公開していますし、「RSS/Atom Feed」との組み合わせによって、データの収集やマッチングサービスに影響を及ぼすことは間違いないと思われます。試みとしては、「Google Base」に非常に近しいのですが、Google Baseのデータ仕様がある意味クローズドな(閉じられた)モノであるのに対して、マイクロフォーマットはオープンな規格であり、誰にでも開かれたフォーマットです。これを利用する者は誰でも、非常に構造的できれいなデータをWeb上にアップロードすることができるようになるのです。
言ってみれば、「Google Base」を中核としたGoogleとマイクロフォーマット採用企業群の「情報の構造化」の方法における新しい冷戦が始まろうとしているといえます。これを無視していると、Web上でビジネスを行ううえで、取り返しのつかないビハインドを受けることになるかもしれません。
■今回のポイント
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